新型うつ病と発症リスク

うつ病患者は年々増えていきていると言われています。

うつ病という病気に対する研究やメカニズムなどが解明され、どんどんうつ病の特徴やその種類もたくさん見つかっています。

その中で新型うつ病というものがあります。

新型うつ病とは、日常生活や仕事、友人関係など物事がうまくいかなかった場合、人のせいにする、その環境のせいにする、まわりのせいにする、という傾向が強いのが特徴です。

従来のうつ病は、何かうまくいかなかった場合、すべて自分が悪いのだ、と自分を責める傾向がありますが、その逆のパターンだということですね。

何か物事がうまくいかなかった場合、なぜそのようになるのか、その原因を分析し再発防止やうまくいく方向を考えるのが理想ですが、それをすべて他人のせい、まわりのせいにするというのは、病気なのかその人の考え方なのか怠慢なのか、判断基準がいまいち曖昧ですね。

新型うつ病は夕方に症状が出ることが多く、他人の言動にとても敏感になり思い込みが激しくなってしまう、という特徴があります。

たとえば、自分が作成した書類にダメ出しが出た場合、自分がすべて否定されたように感じてしまうことがあるようです。

自分の書類にダメ出しした人を拒絶してしまい、敵のような存在としてみてしまうのでしょう。

そのような考え方はその人が育った環境や家族の影響もあると言われています。

たとえば親の離婚や虐待を受けた経験がある、子供のころからいい子を演じてきた、自己主張をあまりしない、などの経験がある場合は、新型うつ病のリスクが高いと言われています。